「菊池道場機関誌『白熱する教室』第6号(2016年秋号)」の巻頭鼎談と巻頭対談は、菊池省三先生が教育特使をされている高知県いの町と、教育スーパーアドバイザをされている高知県中津市の、それぞれの首長さんとの対談です。

対談内容は、それぞれの自治体のホームページで全文をお読みいただけます。

●巻頭鼎談「高知県いの町 菊池学園の取り組み」
(塩田始氏(高知県いの町長)×藤岡孝雄氏(高知県いの町教育長)×菊池省三先生)
http://www.town.ino.kochi.jp/
【いの町での鼎談から】
菊池 「観」「論」「術」の中の「観」を変えない限り、「論」や「術」をいくら工夫したとしても限界があります。楽しいなと思える感性が問われますし、楽しいなと思える感性を呼び戻す取り組みでもあると思っています。

●巻頭対談「『ほめあうまち なかつ(HOME-MACHI)』を創造する」
(奥塚正典氏(大分県中津市長)×菊池省三先生)
http://www.city-nakatsu.jp/mayor-docs/2016091500051/
【中津市での対談から】
菊池 気になるお子さんも、結局は今の自分がどうなのかということが分かっていないのだろうと思います。自信がないというか、安心できないというか。自分の良さに気づき始めると、落ち着いてきます。そして、他者との関係の中での自分というのがさらに分かってきて、お互いに手を取り合ってもっと良くなろうという関係がつくれる人間になっていきます。私は、その意味で、気になる子どもから学びたいとも思いますし、そういった子をどのように育てるかということを、中津の先生方と一緒に見つけていくことが、自分に与えられた大きな仕事だと思っています。

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