中村堂は、2014年4月1日に次の2冊を同時刊行して、出版活動をスタートしました。
・「コミュニケーション力あふれる『菊池学級』のつくり方」(著:菊池省三、菊池道場)

・「小学生が作ったコミュニケーション大事典復刻版」

以来、6年経ちました。
この間、明日発売の2冊を含め、66冊の本を世に出すことができました。
沢山の方々にお世話になりながら、ここまでやってくることができした。
この場を借りて御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。

次の2冊を、明日(2020年3月20日)いよいよ発売します。
・「学校を変える15分 常識を破れば子どもは伸びる 」(著:陰山英男)
https://www.amazon.co.jp/dp/4907571658/
・「菊池道場機関誌『白熱する教室』第20号」(編集長:菊池省三、特集執筆:菊池道場三河支部)
https://www.amazon.co.jp/dp/490757164X/

本年1月31日に発売し、大変好評をいただいている次の1冊を含めた3点が、「中村堂、2020年春、渾身の3冊!!」です。
・「教室の中の困ったを安心に変える102のポイント」(著:菊池省三、菊池道場)
https://www.amazon.co.jp/dp/4907571631/

2020年度は、小学校では新学習指導要領が完全実施され、教育改革が本格的にスタートします。
文部科学省は、新学習指導要領のめざす学びについて、つぎのようにまとめています。
「『主体的・対話的で深い学び』の視点から授業をよりよくしていくことは、知識の習得をおろそかにすることではありません。主体的・対話的で深い学びの視点からの授業改善を進め、子供たちの力をバランスよく育んでいきます。」

中村堂は、2020年度のスタートにあたり、小学校教育の最前線で改革の中心に立たれるお二人の書籍を発行することができました。

お二人に対談していただた内容をまとめた対談集を、2019年8月22日に発行いたしました。
・「菊池省三対談集『教育』を解き放つ」
https://www.amazon.co.jp/dp/4907571593/

旧知の間柄である陰山英男先生と菊池省三先生のお二人は、この本の中で次のように語られました。
【対談から】
菊池 陰山先生と私が並ぶと、「『基礎』か『コミュニケーション』か?」と聞かれます。私は、どちらも大切なことだと思っていますが、なかなかその二項対立の枠から抜けられない方が少なくありません。
陰山 どちらも大切だというのは、当然のことです。私だって学級経営のことについて聞かれたら喋ります。菊池先生だって、学習指導、基礎・基本についても思っていることはたくさんあるはずです。期待されているものが違うだけです。二項が対立ということはもともとないのです。対立するものを両立させること、矛盾することを両立させることこそが仕事なのですから。
菊池 そうでなかったら、「正─反─合」になりません。
陰山 私たちがここでバトルをするとメディア的には面白いでしょうし、近付いてくる人たちもいるかもしれませんが、そんなことをしていたら、仕事をするということの意味がなくなってしまいます。
菊池 子どもが示してくれる事実を見ていたら、どっちがどっちというようなことは一切ないですよね。
陰山 小学校教師は本当に可能性がいろいろある仕事です。今、「しんどい」という声がたびたび聞こえてきますが、その夢の部分を忘れないで大切にして、教師という仕事を全うしてほしいなと思います。

「102のポイント」と「学校を変える15分」の2冊で、2020年度から始まる教育改革を各学校、各教室でを大きな成果を収めていただけたらと思います。

「菊池道場機関誌『白熱する教室』第20号」は、2015年7月に創刊号を発行以来、満5年が経ちました。
創刊時、「とりあえず5年間は責任をもって」との思い出でスタートしましたが、何とか20号までやってきました。
20号の特集は、「AI時代に必要なコミュニケーションあふれる教室を創る」。
創刊満5年を迎えた今、いよいよ菊池道場の最大テーマ「コミュニケーション」について、真正面から取り組んだ特集です。
AI時代に必要なコミュニケーションあふれる教室を創ってきた、メンバーの事実の記録を満載しました。

「中村堂、2020年春、渾身の3冊!!」をよろしくお願いします。
全国の書店、ネット書店、中村堂STORE等でお求めください。

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https://nakadoh.stores.jp/