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教育書に新しい波を Creat New Value, Creat New Wave
出版社中村堂 メールマガジン
2014年07月31日発行 第5号
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※このメールは、株式会社中村堂にメールアドレスをご登録いただいた方、
および、これまでお付き合いいただいた方にお送りしています。
※このメールに対しては「返信」はできません。
※ご意見・ご感想は、mail@nakadoh.comにお送りください。

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★今号の内容~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

1. 今月の中村堂
2. 新刊書籍のご案内
・動画で見る 菊池学級の子どもたち
3. 今月の教育・出版ニュース
4. 今月のお薦めの本
5. セミナーのご案内
6. 既刊書籍のご案内
・日々の指導に生かす「徹底反復」
・コミュニケーション力あふれる「菊池学級」のつくり方
・小学生が作ったコミュニケーション大事典復刻版
7. 【特別企画】グリーンスムージーの作り方
8. 中村堂の書籍のお求め方法
9. 編集人から

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1. 今月の中村堂~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

先日、ブログにも書きましたが、7月22日になんとか会社設立満1年を迎えるこ
とができました。
そして、8月10日には、創業満1年を迎えます。
弊社ホームページのドメイン更新手続きのお知らせメールが届いて、改めて
「ああ、1年経ったんだなあ」と思いました。
1年間たくさんの人のお世話になりながらこの日を迎えられたことを、本当に
うれしく思います。そして、感謝しています。

「20世紀エディトリアル・オデッセイ: 時代を創った雑誌たち(誠文堂新光社
著 赤田 祐一、ばるぼら)」という本を、ペラペラとめくりながら少しずつ
読んでいます。雑誌の魅力について、膨大な資料で紹介している本ですが、そ
の中に、菊池寛氏の雑誌「文藝春秋」創刊の辞が紹介されていました。
http://goo.gl/GkfUMZ

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『文藝春秋』創刊の辞

私は頼まれて物を云ふことに飽いた。
自分で、考へてゐることを、
讀者や編輯者に氣兼なしに、
自由な心持で云って見たい。
友人にも私と同感の人々が多いだらう。
又、私が知ってゐる若い人達には、
物が云ひたくて、ウズゝしている人が多い。
一には、自分のため、
一には他のため、
この小雑誌を出すことにした。

『文藝春秋』創刊号/1923年1月号(文藝春秋社)

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率直な物言いですね。
インターネットで調べてみると、創刊号の編集後記は、さらに率直です。

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『文藝春秋』創刊号編集後記

もとより、気まぐれに出した雑誌だから、何等の定見もない。
原稿が、集らなくなったら、来月にも廃すかも知れない。
また、雑誌も売れ景気もよかったら、拡大して、創作ものせ、堂々たる文藝雑誌
にするかも知れない。

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私も気張らずに、でもこっそりと、「堂々たる」会社を目指していこうかと思
います。「頼まれて」ではない、「氣兼」のない仕事をしたくて、会社を創っ
たのですから。

さて、8月はやっと新刊を出すことができます。

8月13日にDVD付き書籍「動画で見る 菊池学級の子どもたち」を発売します。
詳細は、以下の新刊書籍のご案内をご覧ください。

そして、8月25日には、新シリーズ「Edu TalK」の発行をスタートします。
「教育」という大きなテーマについて、様々な角度から様々な人が語り合う対
談本のシリーズです。
記念すべき第1巻は「ディベートルネサンス 究論復興」というタイトルです。
日本にディベートを持ち込んだ松本道弘氏と、我らが菊池省三先生との対談で
す。
これまでのディベート観がくつがえされる(私はくつがえりました)内容です。
詳細は、8月10日頃にはホームページで紹介できる予定です。装丁もかっこい
いのを用意しています。

猛暑が続きます。
暑さに負けないで、2年目を元気に進んでいきたいと思います。

2014年7月31日中村堂
中村宏隆

2. 新刊書籍のご案内~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

■動画で見る 菊池学級の子どもたち
http://nakadoh.com/?page_id=913
http://goo.gl/pgZmOl

動画で見て分かる教育書!
●言葉で育った菊池学級の子どもたちの事実の姿を菊池先生撮影の動画で紹介
します
●DVDで、菊池学級の実際が分かります
●書籍で、動画を徹底解説しています

●菊池省三 著・撮影
●A5判 64ページ
●ISBN-13:978-4907571-03-0
●発売日:2014/8/13
●定価 本体価格3,000円+消費税

3. 今月の教育・出版ニュース~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

弊社のホームページでは、「最新 教育・出版NEWS」というコーナーを設
けて、日々更新しています。
その中から、今月の気になるNEWSを数本ずつ掲載します。

【教育】
■ICT活用の授業を体験 波照間/沖縄県
(2014.07.16 八重山毎日新聞)
http://goo.gl/FRb6HF
昨年の5月に波照間島に行きました。波照間小学校は、日本最南端の小学校です。
教育の場におけるICT活用は、いろいろな切り口があると思いますが、いわ
ゆる「僻地」における支援の側面での取り組みは大きな可能性があると思いま
す。地理的に離れた学校間の交流も同じです。そこで出会ったリアルな情報が、
子どもたちの未来に可能性を与えてくれる気がします。

■全国学力テストの結果を8月25日に公表 学校別成績も解禁 文科省
(2014.07.14 msn産経ニュース)
http://goo.gl/jbczRY
毎年の恒例になってきました。記事にあるとおり、結果の公開が解禁されまし
たから、今まで以上に、都道府県順位についていろいろ報道もされ、話題にな
るのでしょうね。平均という数値を出す限り、当然その上とその下があって、
順番付けがされるわけですが、不毛な感じが否めません。

■日本の教師は本当にダメなのか? OECD教育局長は高く評価
(2014.07.14 THE PAGE)
http://goo.gl/klJzdE
「日本の先生はがんばっている」と、私も思います。本当に忙しくされていま
す。そんな状況を少しでも変えたいと、明日、私もかかわっているシンポジウ
ムが開催されます。ご都合がつく方はご参加ください。
http://goo.gl/gtAccP

【出版】
■アマゾンが電子書籍読み放題 月額9.99ドルで検討 「キンドル」向け/米国
(2014.07.17 日本経済新聞)
http://goo.gl/nM3eqh
「定額制」ですね。安心感はありますし、月額1000円は安いと思いますが、結
局は本のラインナップによります。問題は、コンテンツ提供者がこれで成り立
っていくのかという問題です。そこが成り立たないサービスは存続できないわ
けですから。

■―有料電子書籍利用率は10.4%に増加、タブレットでの利用者が急増― 『電
子書籍ビジネス調査報告書2014』7月17日発行
(2014.07.15 CNET Japan)
http://goo.gl/FhQfyY
2013年の書籍と雑誌の総売上額は、前年比3.4%減の1兆7711億円です。電子書
籍と電子雑誌を合わせた電子出版市場は1013億円となり初めて1000億円を超え
ました。電子出版は紙の出版の5.7%という状況ですが、これがクロスして逆転
する日は来るのでしょうか?誰も分かりません。

■「BLENDA」の休刊に衝撃 人気モデルらがギャルの現状に悲痛コメント
(2014.07.02 モデルプレス)
http://goo.gl/5B2oGn
上のニュースと直接関連する事例の一つです。だからといって、電子雑誌が、
紙の雑誌の減少分ほどに伸びているわけではないはずです。編集された有料コ
ンテンツから、情報を得ようする人が少なくなっていることは間違いないと思
います。

4. 今月のお薦めの本~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

スタートしました、新コーナー。
中村堂がお薦めする、他の出版社さんが発行されている書籍の中で、読んで面
白かったものを紹介するコーナーです。
今月のお薦めは…。

■あしたから出版社 (島田潤一郎著 晶文社刊)
http://goo.gl/TIrQgn

島田潤一郎さんは、今話題の出版社夏葉社を一人で経営されています。
1年ほど前に、夏葉社発行の「本屋図鑑」という本を読みました。
その「本屋図鑑」が発行されていく過程が、「あしたから出版社」を読むとよ
く分かります。
「あしたから出版社」は、晶文社の「就職しないで生きるには21」というシリ
ーズの一冊としてラインナップされているように、就活を一所懸命したけれど、
働く会社が見つからなかった著者が、いとこの死をきっかけに、本を作ろうと
思ったところから会社を興し出版活動を始める様子を、静かなタッチで書き綴
っています。
起業後の内容については、「共感できる」というよりも、私が経験したことと
同じような体験が書かれていて、みんながんばっているんだなあ、と励まされ
ることばかりです。
私が会社を興した動機は、島田さんとは違いますが、自己表現の方法として出
版社を選んだ自分も、どこかできちんとこの1年間のことも含め、事実を記録し
ていきたいなと思います。
島田さんは、沖縄でしばらく暮らしていたこともあって、沖縄での生活のこと
も書かれています。そんな理由で、私はこの本を、那覇市の牧志公設市場の向
かいにある「日本一狭い古本屋」を自称されている「ウララ」さんに注文して
送っていただきました。島田さんのサイン本です。
http://goo.gl/zoyMEB

ついでながら、この「あしたから出版社」の版元の晶文社は、読者としてずっ
とお世話になっています。
広範な出版活動をされていますが、「仕事」というカテゴリーでの出版も積極
的です。
懐かしいのは、「仕事(ワーキング)!」(1983年 著:スタッズ・ターケル 翻
訳:中山容)という本です。705ページという厚さで、115人のあらゆる職業の人
から聞き出した話をまとめたものです。絶版になっているようですが、古本で
は流通しているようです。
http://goo.gl/n5dWrI

5. セミナーのご案内~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

中村堂が運営の協力をさせていただいている、この夏に開催されるセミナー・
シンポジウムの紹介です。ご参加、お待ちしています。

■シンポジウム「先生は忙しいけれど。」
主催:日本標準教育研究所
月日:2014年8月1日(金)13:30~16:30
場所:KKRホテル東京
詳しくは以下のホームページをご覧ください。
http://goo.gl/gtAccP

■第2回「ほめ言葉のシャワー」全国大会
主催:日本標準教育研究所、菊池道場
後援:福岡県教育委員会、北九州市教育委員会
月日:2014年8月10日(日) 10:00~16:00
場所:北九州イノベーションギャラリー
詳しくは以下のホームページをご覧ください。
http://goo.gl/3JauBn

6. 既刊書籍のご案内~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

■徹底反復研究会叢書1
こんなときどうする?日々の指導に生かす「徹底反復」
http://nakadoh.com/?page_id=616
http://goo.gl/7j2EKv

陰山英男先生が主宰する「徹底反復研究会」の理論と実践をシリーズ化
学校における「日常生活」の指導の要点を解説
学校生活の44の場面をピックアップ
日々の指導における徹底反復学習を詳説

●徹底反復研究会中国支部 著/陰山英男 監修
●A5判 192ページ
●ISBN-13:978-4907571023
●発売日:2014/5/1
●定価 本体価格2,000円+消費税

■コミュニケーション力あふれる「菊池学級」のつくり方
http://nakadoh.com/?page_id=392
http://goo.gl/5ZwKgy

今、最も多忙な小学校教師、菊池省三先生の最新著書です。
菊池先生の思想と方法の全体を明らかにした一冊です。
「菊池学級」の一日がわかる160点以上の写真を掲載しています。
コミュニケーション力のあふれる学級と児童を、どのように育んでいくかが分
かります。

●菊池省三 菊池道場 著
●A5判 224ページ
●ISBN-13:978-4907571009
●発売日:2014/4/1
●定価 本体価格2,000円+消費税

■小学生がつくったコミュニケーション大事典 復刻版
http://nakadoh.com/?page_id=399
http://goo.gl/V7i0mX

幻の名著が復刊しました!
12歳の子どもたちの「挑戦」した日本初の本です。
「菊池学級」の原点がこの一冊に凝縮されています。
平成18年発行時のA4サイズを見やすいB5サイズに縮小しました。

★「34」のコミュニケーション能力を徹底研究
あいさつ力、返事力、表情力、笑顔力、うなずき力、あいづち力、目線力、姿
勢力、ボディランゲージ力、メモ力、傾聴力、質問力、コメント力、リアクシ
ョン力、滑舌力、「出す声」力、計画力、リサーチ力、構成力、リハーサル力、
振り返り力、会話力、「報・連・相」力、話題力、説明力、具体化力、短文力、
「間」力、反論力、語彙力ふれあい力、ユーモア力、単独力、方言力

●北九州市立貴船小学校平成17年度6年1組34名/菊池省三 監修
●B5判 168ページ
●ISBN-13:978-4907571016
●発売日:2014/4/1
●定価 本体価格3,000円+消費税

★「コミュニケーション大事典」初版発行時のテレビニュース動画
平成17年度・北九州市貴船小学校6年1組の34名が、菊池省三先生の指導のもと、
「コミュニケーション大事典」を出版しました。小学生が本を出版するという
画期的な出来事を地元のテレビ局と地元のNHKが伝えた、貴重な映像です。

●コミュニケーション大事典 by RKB
http://goo.gl/7T0AMC
●コミュニケーション大事典 by NHK
http://goo.gl/0CvZBk

7. 【特別企画】グリーンスムージーの作り方~~~~~~~~~~~~~~

大好評の特別企画です。
手作りを心掛けて、生活を少し豊かにしてみようという趣旨のコーナーです。
今回は、グリーンスムージーの作り方です。

【グリーンスムージーの作り方】

1. 熟した果物と新鮮な野菜を用意する。
【適した果物】バナナ、トマト、リンゴ、パイナップル、キーウィ、オレンジ、
イチゴ、ブルーベリーなど。
【適した野菜】小松菜、ホウレンソウ、水菜、青紫蘇、バジル、豆苗、きゅう
り、レタスなど。

2. 果物と野菜を適当な大きさにカットする

3. ブレンダ―で果物や野菜を粉砕する
固いものから先にブレンダ―にかけるのがこつです。
水100㏄程度を加えます。
最近話題のアサイージュースなどを加えてもおいしくなります。
ちなみに我が家は「オスター サンビーム ブレンダー」という機械を使って
います。
http://goo.gl/2o32GT
http://goo.gl/irb9RC

4. 飲むというか、スプーンですくって食べる
あとは、おいしくいただくだけです。
http://goo.gl/ipyYdj

8. 中村堂の書籍のお求め方法~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

弊社の発行出版物は、現在、
○特約書店様
http://nakadoh.com/?page_id=414
○Amazon.co.jp
https://www.amazon.co.jp/
○MARUZEN&JUNKUDOネットストア
http://www.junkudo.co.jp/
○紀伊國屋書店WEBSTORE
http://www.kinokuniya.co.jp/
でご購入いただけます。

また、八木書店経由で、全国の書店でお取り寄せいただけます。
http://www.books-yagi.co.jp/

弊社サイト内の「STORE」でもご購入いただけます。
https://nakadoh.stores.jp/#!/

よろしくお願いいたします。

9. 編集人から~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

第5号のメルマガをお送りします。
7月21日発行の「教育新聞」に、弊社発行の「日々の指導に生かす『徹底反復』」
の書評を掲載していただきました。
http://nakadoh.com/?p=898
ありがとうございます。

まわりの方にこのメルマガのことをお教えください。
そして、弊社ホームページからアドレスの登録をおすすめください。
メルマガ不要の方は、お手数ですが、弊社ホームページの「お問い合わせ」
コーナーから、「メルマガ停止」とのタイトルでご連絡ください。(中)

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○発行 株式会社中村堂
○編集 中村宏隆
○Copyright(C)株式会社中村堂2014
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