本日、「土木學會誌」という、普段読むことのない会報が事務所に届きました。
日本土木学会が、月刊で毎号4万部ほど発行されている会報です。

この中に「私の本棚」という連載ページがあり、そこで弊社発行の「私はこうして英語を学んだ 増補改訂版」が紹介されたのです。
評者はつぎのように書かれています。
「私は松本氏の著作の中から(中略)多くの本を読んだ。それぞれ得るものがあったが、本書以上のインパクトを受けたものはなく、若い頃何度も読み返したものだ。(中略)硬派の英語学習に関心のある方には今でもお勧めの一冊である。」

昨年の暮れに発行した本ですが、このような形で紹介され、大変光栄です。
35年前の本が色あせることなく、今日に通用すると考え、出版いたしました。
年初に、35年前にこの本を発行された出版社の編集責任者の方から、お手紙をいただきました、一部を抜粋いたします。
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わたくしどもの先輩編集者が編集制作いたしました本に、あらためて光を当てていただき、感謝申し上げます。
松本道弘先生のこのご著書は、単なる英語学習術に留まらず、先生の向き合い方が、ひるがえって読者自身のあり方を確かめる本となっていることなど、今の英語関連書籍にもなかなか類のない内容であり、あらためて読み継がれる価値のあるものと再認識させられました。
編集部の本のつくり方においても、御社のその取り組み方に学ぶ点が多く、関心させれました。たいへんありがとうございました。
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私自身と思いを同じくしていただけていることに驚きつつ、深く感銘いたしました。
新しいものだけでなく、過去の優れた資産を、次世代に語り継ぐことも出版の大事な役割だと思っています。
今後も、この視点を大切にしながら、出版活動を継続していくつもりです。