12月7日から、FM補完放送が始まりました。
今まで、自宅も事務所もAM放送をほとんど聞くことができませんでした。
いわゆる「都市型難聴」です。

FM補完放送は、その問題を一挙に解決してくれると喜んでいたのですが…。
TBSラジオ 90.5MHz
文化放送   91.6MHz
ニッポン放送 93.0MHz
との新聞記事を見ながら、手元のラジオでチューニングを始めると…。

あれ、90.0MHzまでしか受信できません。
事務所にあるFM放送を受信できる3台の機械は、全部同じです。

「なんだ、新しくラジオを買わないとダメなんだ」と諦めて、昨日は家に戻りました。

昨晩、冬を本格的に感じました。
冬の準備をするため、押入れをごそごそしていて、1台のCDラジカセを発見しました。
SHARPのQT-K3というデカイやつです。
「こんなのあったんだ」と思いつつ、ふとFMラジオのチューニング部分を見ると、「おーっ」。
76~108MHzという広域で受信ができるではありませんか。
そういえば以前は、テレビの1~3chがFMラジオで受信できる機種があったなと思い出しました。

そもそも、FM補完放送は、テレビ放送のデジタル化によって空いた周波数を活用することで始まった放送ですから、時代を超えて、古いCDラジカセが蘇ることになったのです。
機械の後ろには「95年製」の文字が。
20年ぶりの復活です。

ということで、事務所にノスタルジックなCDラジカセがやってきました。

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