見る時間がなくて録画が貯まっている「とと姉ちゃん」を、少し落ち着いた夜、少しずつ見ています。
今日見たのは、7月12日放映分の第86回。
女性のための雑誌をつくりたいと思うものの、雑誌作りの経験がない小橋常子は、花山伊佐次に助言をもらおうとしましたが、相手にされません。
花山は、戦時中、内務省の宣伝の仕事に携わった際に言葉の力の恐ろしさを知り、「二度とペンは握らない」と決めていたのです。
花山は、常子につぎのように語りました。
「それまで、言葉には、人を救う力があるものだとばかり思っていて、言葉の力のもつ怖さに無自覚なまま、それに関わってきてしまったのではないかと」
肝に銘じます。
2015年の「戦う!書店ガール」、
今年春の「重版出来」、
そして、この「とと姉ちゃん」。
出版不況の続く時代に、出版に光を当てたドラマが続くのは嬉しい限りです。
昼間、銀行の方と、今後のことを少々話したこともあり、いろいろ考えています。
【今日の出版関連NEWS】
■ベネッセ、原田退任後も見えない復活の兆し
(東洋経済 ONLINE 2016.08.17)
http://toyokeizai.net/articles/-/131831
■本の帯、手書き人気 出版社「丁寧に魅力伝えたい」
(朝日新聞DIGITAL 2016.08.17)
http://goo.gl/c2OFJR