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◇◆「『教育』を解き放つ」ニュースNo.03◆◇

◇◆2019.08.09発行◆◇
◆◇中村堂創業満6年記念出版◇◆
◇◆「『教育』を解き放つ」ニュースNo.03◆◇

今号では、「『教育』を解き放つ」に掲載する対談15本のうち、
菊池省三先生と藻谷浩介氏との対談
【dialogue02】公教育だからこそできること
を紹介します。

【対談者】藻谷浩介(もたに・こうすけ)
1964年山口県生まれ。東京大学法学部卒。日本開発銀行(現・日本政策投資銀行)等を経て、株式会社日本総合研究所主席研究員。地域エコノミスト。平成合併前3200市町村の全て、海外106か国を私費で訪問し、地域特性を多面的に把握。地域振興や人口成熟問題に関し研究・著作・講演を行う。著書は、「世界まちかど地政学」(毎日新聞出版)「里山資本主義」(角川書店)、「デフレの正体」(角川書店)、「世界まちかど地政学NEXT」(文藝春秋)など多数。

ベストセラー「里山資本主義(角川oneテーマ21)」の著者として知られる藻谷浩介氏は、お金だけに頼らない新しいモデルを提唱し、地域振興や人口成熟問題に関し精力的に研究・著作・講演を行っています。受験学力を否定し、世界に通用するコミュニケーション力の育成の必要性を訴えている藻谷氏が、菊池省三の実践に触れ、公教育のもつ可能性について熱い議論を交わしました。

対談は、2015年5月31日、北九州・菊池道場で行われました。

【対談から】
菊池 最後のクラスの子どもたちが卒業したあとの4月11日にも研修会を行ったところ、卒業したばかりの何人かの子どもたちがやってきました。その中に堀之内君(仮名)もいました。2年間で劇的に成長したことの証であり、私自身もとても驚きました。その彼が参加している教師たちの前でスピーチをしました。まだ2日しか中学校に行っていない段階ですが「中学校の先生は怒って変わらせようとするんですよ。でも、菊池先生はそんなんじゃなくて、まず友達を変わらせて、その友達が僕を変えてくれました。菊池先生のやり方が僕はいいと思います」と最初に言いました。これは名言ではないかと思いました。クラスの中は「2:6:2」と言われます。頑張っている子が2割、普通の子が6割、パッとしない子が2割です。「2:6:2」が「8:2」になって、SuperAが出てくることで、クラスの皆が成長していったということを下の2割にいた彼が体験的に理解して、その場で話したことは、参加した先生たちにも感動を与えてくれました。私は、今の社会、これからの社会に対して、素晴らしい価値観をもって責任をもって生きていこうという人間を育てるということを、公教育だからこそできるという立場で、多くの先生たちと力を合わせて頑張っていきたいなと思っています。
※SuperA  B→A→SuperA という成長の段階

藻谷 下の2割の子を置き去りにしない仲間づくりというのは、下の2割の子にとって素晴らしいのはもちろんですが、SuperAの子にとっても得難い学習体験なのではないでしょうか。実社会に出てから求められるのは、周りを巻き込んで場を改善していく力であり、これは問題児のいないエリート校では身につかない力だと思うのです。中学や高校でも、小学校で学んだこの力を忘れないでほしいものです。

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