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◇◆「『教育』を解き放つ」ニュースNo.15◆◇

◇◆2019.08.21発行◆◇
◆◇中村堂創業満6年記念出版◇◆
◇◆「『教育』を解き放つ」ニュースNo.15◆◇

今号では、「『教育』を解き放つ」に掲載する対談15本のうち、
菊池 省三先生と前田康裕先生との対談
【dialogue14】「主体的・対話的で深い学び」を創る教師の生き方
を紹介します。

【対談者】前田康裕(まえだ・やすひろ)
1962年熊本県生まれ。熊本大学教職大学院准教授。熊本大学教育学部卒業。岐阜大学教育学部大学院教育学研究科修了。公立小中学校教諭、熊本大学教育学部附属小学校教諭、熊本市教育センター指導主事、熊本市立向山小学校教頭を経て、2017年4月より現職。著書に「まんがで知る教師の学び 1~3」(さくら社刊)、「まんがで知る未来への学び 」(さくら社刊)など。

2008年に設立された日本スクールコーチ協会は、2018年結成10周年を迎えました。それを記念して、全国5か所で記念セミナーをスタートさせましたが、第1回イベントの場で、旧知の間柄である熊本大学教職大学院・前田康裕准教授と菊池省三先生との間で、「『主体的・対話的で深い学び』を創る教師の生き方」について対談が行われました。

対談は、2018年6月30日に熊本大学で開催された日本スクールコーチ協会結成10周年記念イベント(第1回)の中で行われました。

【対談から】
前田 対話が目的になってしまっていて、対話をさせようということばかりが前面に出て、そもそも何の課題を解決しようとしているのか、皆で考えて答えを出さなくてはいけないほどの高いハードルが用意されていないので、話し合いをしても真剣になれないということが少なくないですね。難しい問題に直面して、「えーっ」となって話し合いに入っていくという設定をしないと、子どもたちは本気の話し合いができないですよね。子どもたちに対して、「君たちが大人になったときに、いろいろな人たちと知恵を合わせて、お互いが『この人と仕事をしてよかったな』と思えるような人間性を身につけた人になってほしい。そのために対話的、協働的な学びをするんだ」ということをきちんと伝えることが大切です。

菊池 私は、対話・話し合いの目的や価値を、教師は考え続けなければいけないと思います。机間指導では、子どもの机の上のノートを見る先生が多いと思います。「できたか、できないか」「しているか、していないか」の確認ですね。「どういうつながりがあるかな」「どういうふうに動いているかな」と視線を上げて、教室全体を見渡すような場面があまりないですね。「終わった人は近くの人と話し合ってごらん、相談してごらん」と言って、その場しのぎ的に、何となく話し合えばよい程度のことをしている状況が多いのではないでしょうか?そんなことをしていて、「対話のある授業」と言っているのではないかと心配するのです。

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