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◇◆「『教育』を解き放つ」ニュースNo.07◆◇

◇◆2019.08.13発行◆◇
◆◇中村堂創業満6年記念出版◇◆
◇◆「『教育』を解き放つ」ニュースNo.07◆◇

今号では、「『教育』を解き放つ」に掲載する対談15本のうち、
菊池 省三先生と齋藤眞人先生との対談
【dialogue06】「同調教育」から「一人ひとりを大切にする教育」へ
を紹介します。

【対談者】齋藤眞人(さいとう・まさと)
1967年宮崎県生まれ。宮崎大学卒。宮崎県の公立中学校の音楽教員を経て、2004年(平成16年) 教頭として立花高等学校に赴任。2006年(平成18年)から校長。2015年(平成27年)より文部科学省「不登校に関する調査研究協力者会議委員」。一人ひとりの人格を尊重した自立支援教育に取り組み、その活動に基づく講演会は、小中高PTA、地域自治会や教育関係、企業経営やマネジメント関連まで幅広く全国各地で開催されている。

学校法人立花学園立花高等学校(福岡県福岡市東区)は、基本概念として「パイルアップ」を掲げています。「学校に一日しか来れなかった…」ではなく、「頑張って一日来れた」と、小さな一歩を確実に積み重ねていくことを大切にする教育観です。そんな立花高等学校を中心で支える齋藤眞人校長と菊池省三先生が、「同調教育」から「一人ひとりを大切にする教育」への転換について語り合いました。

対談は、2019年3月1日に福岡県福岡市東区の立花高等学校で行われました。

【対談から】
菊池 現在、全国の多くの小学校・中学校にお伺いする中で、「スタンダード」の名のもとに、それ以外のものを受け入れない「排除の理論」が強くはたらいていることを感じています。(中略)きちっと授業を受けて、よい点数をとることが求められる教室になじめなかったり、行きたくないと思ったりする子どもが多くなるのはある意味当然です。教室で落ち着きがないからと、特別支援学級に行くことになるなど、二次障害的な形が増えていると思います。そういうお子さんがいても大丈夫、という学級づくりや学級経営、授業づくりがされていれば、そんな事態も起こらないはずです。根底には、教師自身が「スタンダード」という教育しか受けていないため、それが教育だと思っているところに大きな問題があると私は考えています。これだけ支援を必要とするお子さんが増えているのは、増やしている側面があるはずです。

齋藤 100パーセント以上共感します。これまで、立花高校に入ってきた子どもたちを受け入れてくれる学校があれば、本校はその使命を終えていたのかもしれません。特別支援教育については、保護者の方も、そういう環境が必要だと思って望んでいる方ばかりではないと感じています。教員側の都合で「教え勝手の悪い子どもたち」と決めつけられている実態があります。

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