1時間の授業で子どもを育てる コミュニケーション術100
●1時間限りの飛込授業の中で子どもたちに起こる成長の事実!
●考え続ける人間を育てたいという教育観が生み出した超微細技術を公開
■飛込授業の内容を完全文字起こし
■授業で示されたコミュニケーション術が写真で分かる
■技術の意味を徹底解説
◆本文から
1時間の授業の中で行われる教師のすべての術は、その人の「観」に基づく発露だと思っています。自分らしく考え続けられる人間を育てたいと考える私の術の一切は、その「観」に基づいているのです。(中略)一斉指導での知識・理解を重視する授業から、対話・話し合いを通して他者との関わりの中から起こる内側の変容を重視する授業へと変え、「覚える授業」から「考える授業」へと変えていくことで、他者との対話を通して学び続け、考え続けられる人間へと成長していくと確信しています。
◆もくじ
はじめに
I 1時間の授業で子どもを育てる
1菊池流授業 5つのめあて
2教師のパフォーマンス力で教室の空気を変える
3黒板の5分の1を価値語のスペースにする
4基本的な学習態度を教え定着させる
Ⅱ コミュニケーション術100
1授業記録 福島県いわき市立三和小学校 5年生
2コミュニケーション術100
Ⅲ 子どもの変容の事実
おわりに
◆定価 本体2,500円+税
◆ISBN978-4-907571-27-6
◆A5判 164p オールカラー
◆Cコード 0037
◆2016年5月27日発売