部活動改革2.0 文化部活動のあり方を問う
部活動問題は、運動部だけではない!
文化庁の「文化部活動のあり方に関する総合的なガイドライン作成検討会議」座長、
日本部活動学会会長、
学習院大学教授の
長沼豊先生が放つ、部活動問題の決定版登場!
文化部活動に焦点を当てた部活動改革第2章スタート
自主的、主体的な部活動をめざして!
文化部活動の実態と課題、解決に向けた方策を研究者と実践者のコラボにより提示します。
文化部活動の実態と課題、解決に向けた方策等を、歴史的観点からの考察も含めて、研究者と実践者のコラボレーションにより、そのあり方を提案します。
●本書から(長沼豊)
今回は、文化部活動に焦点を当て、その実態と課題、解決に向けた方策等を、歴史的観点からの考察も含めて、研究者と実践者のコラボレーションにより文化部活動のあり方を提案したいと考えた。「部活動改革2.0」…部活動改革の第2章をスタートさせたい。これが本書を刊行した趣旨である。
●編著者紹介
学習院大学教授。教科外教育(部活動、特別活動、ボランティア学習、市民性教育など)の研究。日本部活動学会会長、文化庁「文化部活動のあり方に関する総合的なガイドライン作成検討会議」座長など。
●もくじ●
はじめに
序章 部活動問題をめぐる動向
第1章 文化部活動の特徴
第2章 文化部活動の教育的意義
第3章 文化部活動の実践とその課題
第1節 スポーツ系文化部「競技かるた部」
第2節 文化の伝承「礼儀と部活動」
第3節 総合文化部
第4節 郷土芸能部
第5節 実学としての商業系部活動の取り組み
第6節 軽音楽部に関する論考
第7節 静岡県掛川市の地域部活動の取り組み
第4章 【座談会】文化部の花形「吹奏楽部」の現状と課題
第5章 学校の働き方からみた文化部活動の現状と未来
第6章 校友会活動の時代の「自主・自発」とは
─戦前期の中等諸学校における文化部活動─
第7章 小学校のクラブ活動の知見を生かす
終章 自主・自発を重視した部活動への転換をめざして
資料1 部活動改革(働き方改革含む)に関する近年の行政文書
資料2 日本部活動学会の紹介
おわりに
編著者・著者紹介
●定価 本体2,000円+税
●ISBN978-4-907571-51-1
●A5判 232p
●分類コード:C0037
●2018年10月13日発売