挑む 私が問うこれからの教育観
小学校教師を退職した菊池省三先生は、今、何を思い、何をしようとしているのか
アクティブ・ラーニングが始まろうとする今、コミュニケーション教育の第一人者からの提言
「一斉授業」から「話し合いの授業」へ
教育観を問う、熱い戦いが始まる
【もくじ】
はじめに
第一章 私の歩んだ道
第二章 変容する現代の子どもと子どもをめぐる社会状況
第三章 求められる学校の役割
第四章 言葉で人間を育てる
第五章 子どもの可能性を信じる
第六章 学校と地域・社会
第七章 教師の成長
第八章 挑む
おわりに
【著者紹介】
●菊池省三(きくち・しょうぞう)
1959年愛媛県生まれ。山口大学教育学部卒業。「菊池道場」道場長。元福岡県北九州市公立小学校教諭。文部科学省の「『熟議』に基づく教育政策形成の在り方に関する懇談会」委員。
◆はじめにより
たくさんの温かい励ましのお言葉 ありがとうございました。突然の決断で皆さまを驚かせることになってしまっていることと思います。心よりお詫び致します。
小学校教師としての三十三年間という時間の中で、多くの皆さまに評価をいただいてきました教育実践をより広く、より積極的に全国へ伝えていきたい、そうすることにこれからの全精力を費やそうという想いでの苦渋の決断でした。
小学校教師を退職し立場を変えたことにより、より多くの方のニーズに寄り添い、互いに学び合い、日本の教育を変えるために尽力できる環境が整ったことになったともいえるかもしれません。
(菊池省三 2015年4月1日 Facebookへの書き込みから)
定価 本体2,000円+税 ISBN978-4-907571-17-7/四六判 192p
2015年7月15日発売