今の教室を創る 菊池道場機関誌 白熱する教室 no.005
コミュニケーション力あふれる子どもを育てる
菊池道場 全国ネット活動拡大進展中!
菊池実践の今を伝えます!
「今の教室を創る 菊池道場機関誌『白熱する教室』」
待望の第5号発刊!
●巻頭カラー16ページ!
●巻頭対談は、西村貴好氏(ほめる達人協会理事長)と菊池省三先生による「ほめるとは 価値を発見して伝えること」
●特集は、徳島支部による「成長をつなぐ『菊池実践』 保育所、小学校、発達支援の現場から」です。保育所の実践が初登場します!
●菊池実践に取り組む学校(高知県いの町立伊野南小学校)を取材
●連載「菊池先生の日々を追う」では、菊池先生の高知県いの町、大分県中津市でのご活躍の様子と、建設職人甲子園九州とのコラボを紹介!
◆巻頭対談より
西村 「ほめ達」が広がっている背景ですが、ほめることで誰の心が豊かになるかというと、ほめている人がいちばん豊かになるんですね。ほめるは人のためならず、回り回って我が身の幸せになるのです。ほめ達の考え方の核心としてお伝えしているのは、「ほめることは他人をコントロールするためには使えない」ということです。これが基本です。人は、自ら気付き変わることはあっても、人を変えることはできません。自分の子どもであっても変えることはできない。人には影響を与えることしかできない。周りの人に与える影響で、誰にいちばんよい影響を与えるかというと、実はそれは自分自身です。
菊池 西村さんの書かれた著作の中に「ほめたときには、相手は笑顔になる。でも、そのほめているときの自分の笑顔がいちばん素敵な表情です」という内容があったと記憶しています。ほめることで、他人をコントロールするつもりはありませんが、相手が喜んでくれたらうれしいなという気持ちですが、そのときの自分の表情がいちばん素敵だという考え方は、今のお話と重なりました。
●編集長 菊池省三
●特集執筆 菊池道場徳島支部
【編集長紹介】
●菊池省三(きくち・しょうぞう)
1959年愛媛県生まれ。山口大学教育学部卒業。「菊池道場」道場長。元福岡県北九州市公立小学校教諭。文部科学省の「『熟議』に基づく教育政策形成の在り方に関する懇談会」委員。 2016年度 高知県いの町教育特使。大分県中津市教育スーパーアドバイザー。三重県松阪市学級経営マイスター
定価 本体1,500円+税 ISBN978-4-907571-28-3/B5判 112p 巻頭カラー16p
2016年6月24日発売