コミュニケーション力で未来を拓く これからの教育観を語る
コーチングの第一人者とコミュニケーション教育の第一人者が対談
●第一章では、アクティブ・ラーニングが始まろうとする今、学習者主体の教育とは何かについて語ります
●第二章では、本間正人先生が、菊池省三先生のオリジナル実践である「ほめ言葉のシャワー」の意義と効果について徹底分析!
【もくじ】
第一章 コミュニケーション力で未来を拓く(対談 本間正人×菊池省三)
第二章 「ほめ言葉のシャワー」の特徴と効果(本間正人)
第三章 学習学とコーチング(本間正人)
第四章 これからの教育観(菊池省三)
【著者紹介】
●本間正人 ほんま・まさと
1959年生まれ。京都造形芸術大学教授。NPO学習学協会代表理事、NPOハロードリーム実行委員会理事。松下政経塾研究部門責任者などを経て、NHK教育テレビ「実践ビジネス英会話」の講師など歴任。「教育学」を超える「学習学」を提唱し、コーチングやファシリテーション、キャリア教育、グローバル人材育成など、幅広いテーマで活動を展開している。
●菊池省三 きくち・しょうぞう
1959年愛媛県生まれ。山口大学教育学部卒業。現在、福岡県北九州市立小倉中央小学校教諭。文部科学省
の「『熟議』に基づく教育政策形成の在り方に関する懇談会」委員。毎週1回行う「菊池道場」道場長。
◆本文より
●本間正人
あらゆる教育政策は、教える側の都合でできている。そして、教える側に立った「教育学」はあっても、学ぶ側の立場を取り入れた「学習学」がない、ということに気づいたのです。
●菊池省三
教室の中の子どもたちは、同じではありません。でこぼこでこぼこしています。その学級の子どもたち全員の一人ひとりの良さが生きるように、学級の土台をしっかりと作っていく必要性を考え、私はずっと実践し主張してきているわけです。
定価 本体2,000円+税/ISBN978-4-907571-19-1/四六判 176p
2015年9月29日発売